海で魚介類を獲ることが漁師の仕事です。
一口に「漁師」と言っても、魚を獲るエリア(漁場)や獲り方(漁業種類)、狙う魚などによって、仕事の内容や生活スタイルが異なります。また、自ら育てた魚介類を出荷する、養殖業もあります。
また、魚介類を獲るだけではなく、水揚げした魚の選別はもちろん、船の掃除や漁具の手入れなど、陸での仕事もあり、網を使う漁業では、網の補修も漁師の大切な仕事の一つです。
石川県で働く新人漁師にインタビューしました。
海岸線総延長約584㎞。砂浜、遠浅の加賀海域、岩礁帯の能登外浦海域、急深な能登内浦海域、波静かな七尾湾など、底質・地形の異なる4海域を有します。
沿岸には日本海を北上する対馬暖流が流れ、沖合には日本海北部から冷水域が張り出している他、半島や離島、内湾等の複雑な海底地形が連なり、それぞれの漁場環境を活かした多種多様な漁業が営まれており、魚種の豊富さは全国トップクラス。
主要魚介類だけでも100種類以上で、ズワイガニやスルメイカ、甘えびなどが有名です。