漁師の仕事とは

定置網漁業

定置網漁業は、岸深の沿岸の海中に網を固定し、ブリ・タラ・マグロ・アジ・サバ・イワシなどの回遊性の魚を待ち受けて獲る漁法です。石川県では能登半島内浦海域(珠洲市~七尾市)で盛んに行われ、特に七尾市灘浦地区は日本有数のブリ漁場として知られています。

  1. 夜明け前に出港します。
  2. 仕掛けておいた網の魚に集まる「落とし網」を引き上げます。
    (「網起こし」といいます。)
  3. かかった魚を船に積み込みます。
  4. その日の朝6時から7時ごろに帰港、水揚げします。
出航時間
夜明前(夏季:午前3時頃、冬季:午前4時頃)
休漁
休市日(概ね、日・祝日と第2・4水曜日)
時化の日
外浦海域:12月~翌年2月は網を陸に引き揚げ休漁
能登内浦海域:7~8月は網を陸に引き揚げ休漁
七尾灘浦海域:周年操業
乗組員数
5~50人程度

就業情報(石川県内の場合)

七尾地区
勤務時間 午前4時~12時頃
給料 各経営体による
休日 休市日(概ね、日・祝日と第2・4水曜日)、時化の日
福利厚生 社会保険完備
定置網
網起し網起し
仕分け・選別仕分け・選別