漁師の仕事とは

イカ釣り漁業

イカ釣り漁業は、石川県を代表する漁業です。獲れるのは主にスルメイカで、現在では自動イカ釣り機によって漁獲される場合がほとんどです。スルメイカの主な漁期は春から冬前までになっています。
他の漁法に比べると漁船の規模はさまざまで、沿岸漁場は30t以下の小型漁船が、日本海沖合では138t以下の中型漁船が主に操業します。

  1. 日没に出港します。
  2. 漁場でパラシュートアンカーと呼ばれる錨を海中に落とし、船体を固定します。
  3. 集魚灯を灯してイカを集めます。
  4. 擬餌針をイカのいる深さまで下ろし、機械で自動的に釣りあげます。
  5. 甲板に上がったイカを生(小型イカ釣船)または冷凍(中型イカ釣船)で箱詰めします。
  6. 小型イカ釣船は、夜が明ける頃に帰港、水揚げします。
  7. 中型イカ釣船は、1航海の出港から帰港まで、数週間~1ヶ月程度かかり、その間沖合で繰り返し操業します。
出航時間
季節、漁場により不定期
休漁
季節、漁場により不定期
乗組員数
4人(小型)~9人(中型)程度

就業情報(石川県内の場合)

小木地区(中型)
勤務時間 概ね5月~12月、1航海数週間~1ヶ月程度出漁
給料 -
休日 -
福利厚生 船員保険
珠洲・能登地区(小型)
勤務時間 17時~翌日8時頃
給料 -
休日 休市日の前日(概ね、日・祝日の前日と第2・4火曜日)
時化の日
福利厚生 船員保険
イカ釣り漁業
中型いか釣り漁船(小木)中型いか釣り漁船(小木)
小型いか釣り漁船の水揚げ小型いか釣り漁船の水揚げ