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七尾西湾のかき養殖
かき養殖の歴史
七尾西湾
ヨーロッパでは紀元前1世紀から、日本では江戸時代からはじめられました。養殖の方法はいくつかありますが、現在では、イカダや浮きを使った垂下養殖法がほとんどです。種苗を付着させたホタテ貝の貝殻をロープに通したものを吊り下げて育成します。七尾西湾で本格的にかき養殖が行われるようになったのは大正に入ってからで、いまでは米作りに次いでの重要産業となっています。
七尾西湾の特徴
七尾西湾は、かきのよく育つ絶好の漁場といえます。周囲には山林が多く、山林からの栄養塩が河川水を通じて海に流れ出し、餌となるプランクトンがたくさん増えるからです。
かき生産の流れ
育ったかきを収穫するのは秋から春先にかけて。まだ朝の早い時間に船で漁場まで行き、ロープに連なったかきを吊り上げます。港に水揚げされたかきは、剥き子さんと呼ばれる人たちによって手作業で殻が剥かれ、洗浄された後に出荷されます。