能登とり貝が
できるまで
紫外線殺菌した冷海水を使用し、貝毒検査、ノロウイルス検査、一般細菌検査を行っています。
徹底して衛生管理を行っているので、安心してお召し上がりいただけます。
❶とり貝の赤ちゃんの育成
とり貝の赤ちゃんは、石川県水産総合センターで育てられます。
毎年5月から育てて、7月には大きさ1cm以上の小ぶりな貝に育ちます。
❷箱に入れて海に吊るす
とり貝の赤ちゃんを箱に収容し、七尾湾の栄養豊富な海中に吊るします。
赤ちゃんは海中に含まれるプランクトン等を食べて大きく育ちます。
❸箱の洗浄
育成期間中は、とり貝の入った箱を洗い、きれいに保ちます
とり貝の成長に応じ1箱あたりの貝の数を20個程度になるように調整します。
❹大きさを選別、管理
「能登とり貝」は、特大・大・中・小の大きさ毎に選別され、鮮度保持のため紫外線殺菌した冷海水と保冷剤の入った発泡スチロール箱に入れて出荷します。
能登の里海・七尾湾
能登半島に広がる自然と人の営みが育んだ「能登の里山里海」は、2011年6月、国際連合食糧農業機関(FAO)により日本で初めて世界農業遺産に認定されました。
能登半島の中央に位置する七尾湾には、希少種を含むたくさんの生きものが生息し、「能登かき」や「能登とり貝」の養殖など、自然と調和した漁業の振興も積極的にはかられています。