石川の冬を告げる
天然能登寒ぶり

曇天の彼方から突如、雷鳴がとどろき、みぞれが降ると、石川県の冬の始まり。
雪を呼ぶ雷は「ぶり起こし」とよばれ、寒ぶり到来の合図でもあります。
この時期のぶりは、鮮度、色艶、脂のり、すべてが抜群。
寒ぶりは冬の時期、この定置網で漁獲されますが、中でも11月から2月にかけて
漁獲される7kgを超えるものを「天然能登寒ぶり」と呼びブランド化が進められています。
ぶりは成長につれて呼び名が変わる出世魚。呼称は地方によってさまざまですが、
県内では、こぞくら、ふくらぎ、がんど、ぶりと変化します。
石川県では、娘を嫁に出した家から嫁入り先へ寒ぶりをお歳暮として贈る慣習があり、
お歳暮の時期の寒ぶりには高い値が付けられます。

天然能登寒ぶりが
食べられる宿一覧

豊かな海・鮮度が活きる漁法

珠洲市から七尾市の富山湾に面する海域(内浦)で盛んな定置網。
石川県の定置網は古くは戦国時代末期から操業されていると伝えられています。
伝統ある産業で、能登の基幹産業となっています。
内浦での定置網は、漁港から漁場までの距離が1~2kmと近いうえ、
漁獲後は冷海水による品質管理を徹底しているので、
高鮮度のまま漁獲物を消費者へ提供しています。

天然能登寒ぶりを
堪能

刺身が醤油をはじくほどたっぷり脂がのった「天然能登寒ぶり」。
刺身はもちろん、ぶりしゃぶやぶり大根にしても絶品です。

THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA

石川県金沢市尾張町1-1-1
076-222-8077

近江町市場まで徒歩1分、金沢城公園まで徒歩3分 金沢観光の中心で時を忘れ、伝統美に浸る。

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